International Performance Thater Sin Titulo


Multicultural societies 2011

東日本大震災の後、津波の被害にあった方々が真っ先にアルバムを探しに帰宅されている様子がニュースで幾度も流れ、とても胸が痛みました。それぞれのアルバムにはそれぞれの思い出、人生が刻まれていて、そこに寄せる思いの深さは他人には想像しえないものであったはずです。
今年のプロジェクトでは参加者に写真を持ちよってもらい、彼らの人生の断片を写真とともに描きました。日ごろは屈託なく演劇に打ち込んでいる参加者たちですが、「もし人生の最後に1枚だけ写真を残すとしたら?」と問いかけたところ、これまで知りえなかった彼らの人生の様々な側面が浮かび上がってきました。
音楽・ダンス・映像を織り交ぜた多言語・多国籍のドキュメンタリー演劇を、ぜひお楽しみ下さい!

最後の写真 ●日時:2011年7月30日(土)・31(日) 各日15:30開演
●場所:岐阜県可児市文化創造センター(アーラ)小劇場
●入場無料/全席自由

★ キャスト:可児市および近郊に住む5カ国40名の有志
★ スタッフ
  構成・演出 :田室 寿見子
  振付 :山田 珠実
  映像 :伏木 啓
  音楽 :片岡 祐介
  演出助手 :きまたまき

★7月30日(土)13:30より「多文化共生と芸術文化」シンポジウムも開催しています。こちらも合わせてご参加下さい。
ala多文化共生プロジェクト日記 / 2011
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◆「多文化共生と芸術文化」シンポジウムを開催します!

多文化共生プロジェクト2011では、多文化共生や芸術文化の専門家の方々をお招きし、シンポジウムを開催することになりました。「多文化共生」と「芸術文化」は、日ごろは接点を持つことのない二つの分野ですが、それを一つにしているalaの多文化共生プロジェクトについて、それぞれの視点から語ってもらいます。
また現在、外国人住民のための防災ワークショップ・ファシリテイターを養成していますが、シンポジウムではこのデモンストレーションも実施いたします。公演と同日に開催しますので、ぜひ合わせてご参加ください。

日時:7月30日(土) 13:30~15:00
●場所:可児市文化創造センター 小劇場
●入場料:無料

主催:NPO法人可児市国際交流協会  共催:可児市文化芸術振興財団
企画:Sin Titulo

◆外国人住民のための防災ワークショップ・ファシリテイター養成コース

Sin Tituloでは、これまで多文化共生プロジェクトに関わってきた参加者の中から、特に外国人に焦点をあてて、防災ワークショップ・ファシリテイターの養成を企画しました。NPO法人可児市国際交流協会の主催のもと、外国人が彼らの母語で、地域に住む同国人に向けて、防災を楽しく学んでもらうための指導者となるよう、6ヶ月かけて育成します。養成コース終了後は、プロのファシリテイターとして、地域の内外で活躍してもらうことを目指します。

参加対象:
多文化共生プロジェクト参加者が優先となります。ほかに、多文化共生やワークショップ指導に関心のある方も歓迎します。
*日本人もご参加いただけますが、原則として外国人ファシリテイターのサポート役を目指すことになります。

●期間:2011年6月~12月  不定期 (期間の途中からでもご参加いただけます)
月に2~3回、土・日を予定しています。
●場所:可児市文化創造センター、または可児市内の公共施設
●参加費:無料
*期間中に審査を行い、合格した参加者にのみファシリテイターの仕事を紹介していきます。
■お問合せ:Sin Tituloの「Contact」ページからお問い合わせ下さい。

主催:NPO法人可児市国際交流協会  共催:可児市文化芸術振興財団
企画:Sin Titulo

◆「多文化共生プロジェクト2011」始まりました!

4年目を迎えた可児市文化創造センターの「多文化共生プロジェクト」、今年も田室寿見子がディレクターを務めます。参加者の思いや生き様を作品に盛り込み、可児市で暮らす外国人やマイノリティの姿を生き生きと描くドキュメンタリー演劇です。

7月30日(土)・31日(日)の公演にぜひご来場下さい!

●市民サポーターが綴る「プロジェクト日記」 http://alaoutreach.blog66.fc2.com/

*クリックすると別ウインドウで拡大されたチラシがご覧いただけます。