International Performance Thater Sin Titulo

Productions 多文化共生プロジェクト < Sin Titulo works
SAMUEL BECKETT PLAY[芝居]

日時:2005年2月16日(水)19時30分
会場:日本外国特派員クラブ


「Axis of Comedy」はブッシュ大統領の“悪の枢軸”発言を皮肉った、政治風刺劇です。
冷戦終了後、世界は平和になると思いきや、おかしな方向に行くばかり。アメリカは裸の王様になるばかり。日本はアメリカの言いなりになるばかり。現実で起こっている出来事は、時に悲惨で愚かで滑稽で、芝居よりももっと悲劇的で、かつ喜劇的であることがよくあります。Sin Tituloのコメディーショーでは、そんな不条理な現状を、シニカルに見つめながら笑い飛ばせたらと願っております。

 
Part1 スタンドアップコメディ
We Didn't Start the Fire
コメディアン:鈴木賢
 
Part2 映像と音楽
Border
映像:小林達夫
音楽:服部知
 
Part3 一幕劇
Nada y Nada -Nothing and Nothing-
原作:岡田利規
脚色:渋谷悠、田室寿見子
演出:渋谷悠
出演:コリン・スケルトン、 小野一蛙、田室寿見子

 

SAMUEL BECKETT PLAY[芝居]

2004年7月 ベケット「芝居」(@フリースペース カンバス)
・2004年9月 ベケット「芝居」(@日本外国特派員クラブ)


三角関係にあった男女が、死後も地獄でののしりあっている。妻は日本人、愛人はイギリス人、男は日系アメリカ人により演じられ、それぞれの母国語である日本語・英語で語られた。人類共通の男女関係の愚かさは、音楽・映像とのコラボレーションによって効果を増し、言葉の壁を越えて、評判を博した

チラシ
  • ◆演出:田室寿見子 

  • ◆出演

  •  秋葉ヨリエ
     小田部ローレンス明紘
     マリーゴールド・ヒューズ(7月)・エマ・ペリー(9月)

    ◆音楽:マイク・マークス ◆映像:ジョン・ケアンズ



Review of Samuel Becket "Play"

It was a memorable performance, not only for the dramatic cameos created by the cast of three, but also for the fact that the dialogue was a mixture of English and Japanese. Beckett's play s are never easy, but presenting them in two languages is particularly challenging for both actors and audience. In this critic's view, the experiment succeeded.

Anthony Rowley
(the president of the Foreign Correspondents' Club of Japan)

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