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「危機一髪」

2008年から開始した可児市文化創造センターの「多文化共生のための演劇プロジェクト」第二弾!
今年は経済不況の影響でまっ先に派遣切りとなった日系ブラジル人を中心に、1992年から民族紛争を体験したボスニア人、自殺が増加する日本人など、参加者の人生におけるさまざまな「危機一髪」の瞬間に焦点を絞りました。危機に対する受け止め方の違いや、価値観の多様さをわかち合うことで、多文化共生の豊かさ、おもしろさ、そして難しさを考えます。

チラシ
  • ● 日時 : 2009年7月26日(日) ★12時と★15時に開演
    ● 場所 : 岐阜県 可児市文化創造センター 小劇場
    ● 入場無料
    ● キャスト : 可児市および近郊に住む9カ国39名の有志
    ● スタッフ
    演出:田室 寿見子
    振付・演出補:山田 珠実
    演出助手:前嶋 のの
    ワークショップ進行:すずき こーた
    映像:伏木 啓
    音楽:山田 亮
    パーカッション演奏:長谷川 康

2008年後半から経済危機の影響で多くの在日外国人が帰国を迫られ、1年前は可児市の人口の7.2%を占めていた外国人が、今年は6.4%まで落ち込みました。それでも「多文化共生プロジェクト」には去年の3倍の参加者が集まり、子どもから大人まで言葉の通じないコミュニケーションを大いに楽しんでいます。「逆境の時だからこそ演劇で楽しむ!」という参加者のエネルギーは、見る人すべてを元気にしてくれます。

■ ala多文化共生プロジェクト日記 / 2009 

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